兵庫県立大学のアドミッションポリシーを実現するために、国際商経学部のアドミッションポリシーを次のように定める。
経済?経営といった社会の動きに広く関心を持ち、世界に羽ばたき地域に根差すことで自らの夢を実現しようとする意欲と好奇心の豊かな学生を求める。その為に、知識を与えられることだけで満足せずに、前向きに課題に向き合い、自ら積極的に調べ考察し、必要な知識と能力を着実に獲得するための基礎的学力を有し、未知の世界に果敢に挑戦するチャレンジ精神にあふれた学生を求める。
前期日程、後期日程ともに大学入試センター試験を課す(グローバルビジネスコースは前期日程のみ)。このことによって、高等学校での学習の達成度をみるとともに、大学での学習に必要な基礎学力を持っているかを判断する。
また、個別学力検査は、英語(グローバルビジネスコースの前期日程及び経済学コース?経営学コースの後期日程は英語能力検定のスコアにより実施)と数学の試験を行い、国際商経学部において専門知識を得るための語学力や論理的思考力を持っているかをみる。
高等学校が学業成績、勉学態度と意欲の面からみて大学で学ぶ能力を有すると認めた人物に対して行う。経済学コース?経営学コースは普通科等の生徒を対象にした入試と商業科等の生徒を対象にした入試、グローバルビジネスコースは学科を問わない入試がある。
選考では、調査書と推薦書によって高等学校での学習の達成度をみるほか、小論文で国際商経学部で学ぶための読解力や論理的な文章を作成する能力をはかり、面接によって学ぶ意欲などをみる(グローバルビジネスコースについては、英語による小論文、英語による面接および英語能力検定のスコアにより、すべての授業を英語で履修するために必要な英語力もみる)。
経済学コース?経営学コースについては、小論文および面接に加えて、簿記などの検定合格といった学習実績も評価する。
日本国籍を有しない者で外国において日本の学校教育12年相当の課程を修了した人を対象に、英語による小論文、英語による面接および英語能力検定のスコアにより、グローバルビジネスコースで勉学できる学力と英語能力を持っているかを判断する。
日本国籍を有しない者で「日本留学試験」を受験した人を対象に、作文(日本語)、数学、および英語による試験を行い、大学での学習に必要な基礎学力を持っているかをみる。また、日本語による口頭試問によって、国際商経学部で勉学する意欲、学力、および日本語能力を持っているかを判断する。
日本国籍を有する者又は日本国の永住許可を有する者で、2年以上外国で学んだ人等を対象に、英語による小論文、英語による面接および英語能力検定のスコアにより、グローバルビジネスコースで勉学できる学力と英語能力を持っているかを判断する。
日本国籍を有する者又は日本国の永住許可を有する者で、2年以上外国で学んだ人等を対象に、小論文、面接により、国際商経学部で勉学できる学力と日本語能力を持っているかを判断する。