先輩インタビュー

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在学生

データに隠れた意味を見つけるため
多様な視点を獲得する

社会情報科学部
社会情報科学科 4年(2024年度時点)
兵庫県立神戸高等学校出身
橋間 花音さん

橋間 花音さん

地元?神戸で、今後さらに必要とされる情報科学分野を学びながら、将来について幅広く検討したいと思い、入学を決意しました。特に、社会情報科学部は、情報科学技術の知識やデータ分析方法だけではなく、データの背景理解に必要な経営学やマーケティング論といった社会科学を学ぶことができるのが魅力的です。また、PBL演習では、実際に企業のデータを用いることで、データがとられた環境やデータの背景もふまえ、実践的な分析や提言をする能力を養えます。演習はチームで取り組むことが多いため、メンバーとの意見交換で視野を広げることもできました。自分には無かった考えを取り入れることで、答えが決まっていない課題を多角的に分析する力を磨くことができたのです。情報科学は社会のあらゆる分野で必要とされる領域の一つ。今後も、情報分野に限らず幅広く学び続けることで、データの奥の潜在的な課題や新たな価値を読み取る力を高め、データを用いて社会に貢献したいです。

4年間のSTEP
1
年次

プログラミングや数学、統計学などの基礎的な知識を修得する1年でした。どれもデータ分析には必須の分野ですが、特にプログラミングは、大学に入学するまで触れたことがありませんでした。しかし、講義では一から教えてくださるため、初心者でもPythonを用いたプログラミング技術を身に付けることができました。

2
年次

PBL演習では、企業からいただいた生データを用いて分析?提言を行いました。それまでの授業で習ったプログラミング、統計学の知識を実践に活かすことで、理解をさらに深めることができました。また、人工的ではない、生のデータを扱うことができるため、そのデータが得られた環境や背景などを考慮して分析する力を磨くこともできます。

3
年次

教授が行っている専門分野に関する話や、企業の情報分野で実際に活躍している方の話を聞く機会がありました。学んできた情報技術やデータに対する考え方が、社会でどのように使われているのか、また、情報を扱う際の注意点や応用事例などを知ることができました。最先端の世界に触れることで、卒業後の具体的な選択肢を考えるきっかけとなった貴重な体験となりました。

4
年次

地理情報システムの研究室で、犯罪抑止を目的とした卒業研究を進めています。これまで学んできた知識を深めるために、現在は多くの論文を読んでいます。さらに深めた知識を武器に研究を進め論理的な論文を仕上げ、犯罪抑止に関する有意義な提言を目指しています。