兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所における
「WHO協力センター」の再認証について
このたび、兵庫県立大学地域ケア開発研究所は、世界保健機関(WHO)から「WHO協力センター」の再認証を受けました。
今回の再認証では、保健分野における災害時のリスク管理、中でも災害看護分野の人材育成と医療機関での災害健康危機対応力強化を目的としたアジア太平洋地域での連携?協働活動を行うことがWHOから期待されています。
今後ともWHOとの協力のもと、災害および健康危機による人々の健康、命、暮らしへの影響および健康の維持?向上に向けたケア方法の開発等の研究を推進してまいります。
WHO協力センターの再認証について
- 指定を受けた分野
WHO Collaborating Centre for Disaster Risk Management for Health
日本語訳:災害健康危機管理WHO協力センター - 再認証日
2024欧洲杯比分投注_欧洲杯足球网-官方app下载7年6月15日【認証期間:4年間(2024欧洲杯比分投注_欧洲杯足球网-官方app下载11年6月14日まで)】
前回の認証日は、2024欧洲杯比分投注_欧洲杯足球网-官方app下载3年6月14日(4年間)
前々回の認証日は、平成29年6月14日(4年間)
前々々回の認証日は、平成27年6月14日(2年間)
初回の認証日は、平成19年5月24日(4年間)
センターが行うWHOへの協力内容
WHOに対し提案している地域ケア開発研究所での業務内容は、次の3項目である。
(1) WHOが、災害時における医療人材のレジリエンスに関する支援評価ツールを導入する際に参考となる資料を提案すること
(2) WHOによる災害看護や部門を超えた人材のレジリエンスを高める活動を支援すること
(3) 災害看護に関するスタッフ研修のための教材を作成し、WHOに提案すること
WHO協力センターの認証状況
世界80カ国以上で約800機関が認証されており、国内では大学、研究機関等33機関が認証されている。
【参考】WHO協力センターとは
WHO協力センターは、必要に応じて、国家、各国間、地域、地域間及び世界レベルでWHOのプログラムを支援する、WHOにより設置された施設間協力ネットワークの一部を構成することとする。
しかし、この範囲に止まることなく、技術協力に関するWHOの方針と方策に基づき、WHO協力センターは、国家の保健医療の向上を支援するため、情報、業務、研究及びトレーニングに関し、国家の資源強化に参画しなくてはならない。
WHO協力センターとしての指定の対象となり得るのは、WHOのプログラムと目的に関連する機能を遂行する能力のある機関、そして、高い科学的?技術的水準が既に国際的に認知されている機関である。
機関が独立したものである場合は、機関が所属する施設の長、あるいはその機関の代表者の同意のうえで、その国の政府と協議した後に認定が行われる。機関は当初4年の任期で認定され、その後は4年あるいは4年以下の期限で任期が更新されることもある。
日本国内では、33機関がWHO協力センターに認証されている。