【日時】 2025年2月17日(月)13:00~14:00
【場所】 本部棟2階 大会議室?オンライン
【参加者】33名(学長?副理事長?副学長?教職員?学生等)
当日は、学長?副学長?部局長はじめ幹部の皆様や教職員の皆様にもご参加いただき、それぞれSDGs推進室やダイバーシティ推進室のサポートを受ける「県大生チャレンジサポート」の対象となった13グループの中から、特に優れた活動を展開した3グループが集結しました。3グループ代表者にSDGsやダイバーシティに関する活動の成果を発表いただきました。
[発表した県大生チャレンジサポートの対象となった3グループの取組]
【SDGs推進】
?最優秀賞?豊岡コウノトリ湿地保全部隊
ため池保全活動、他団体と協働した大規模ビオトープ造成?湿地保全活動?山焼き復活のための整備作業、外来種駆除など学生?地域?行政で協働し、但馬地域に残る貴重な自然環境の保全活動を行うことで持続可能な環境の保全を図る。
?優秀賞?スパークル
ホタル観察会、ジャズ演奏会など参加する活動、プロ奏者を招いた公開レッスンなどイベントのクオリティ向上、躍動カフェなど地域団体や行政と連携し、光都に住む地域住民や学生の交流によって、孤立を防ぐとともに、地域コミュニティおよび地域経済の活性化を図る。
【ダイバーシティ推進】
?優秀賞?S&I Club( Sustainability and Inclusion Club)
須磨海岸のビーチクリーニング等環境保全活動、Vegan&Halalの紹介など食堂改革活動、OPA主催SDGs Week参加、UNICEF寄付活動を通じ、生きにくさを感じる人を減らすよう環境を整え、多様な文化、価値観を紹介し、偏見や差別を無くすことを目的に活動を行う。
[上記以外の県大生チャレンジサポートの対象となった10グループの取組]
【SDGs推進】
?ひとはく調査隊
兵庫県内に生息する生き物(在来種?外来種を問わず)及びその生息環境に関する現状を一般の人々に発信し理解促進を図り、兵庫県立人と自然の博物館と地域をつなぎ、活性化をもたらす一助となるよう、現在起きている自然環境や生態系での問題についての普及?啓発を行う。
?学生団体Change
子ども食堂ボランティア、コープこうべ地区本部ボランティアなど地域でのボランティア活動を通して、地域の子どもたちや人々と交流を深めて、地域の活性化に努める。
?自然研究会
兵庫県でも有数の生物の宝庫として知られてきた光都周辺の環境を保全するため、生物叢を調べ、学生や近隣住民に地域資源として周知する活動を行う。一方、開発による甲虫類の減少対策のため、甲虫類の産卵場となる腐葉土を作成し、生態系の保全を図る。
?Meat Lovers
食糧危機の現状?課題?解決策、特に食料の複雑なサプライチェーンを調査し、食糧危機に対し代替食の可能性により脱炭素や環境汚染に貢献できることを地域の子どもたちに向けて、ワークショップ等を行い、食を通じたSDGs普及活動を実施し持続可能な社会をめざす。
?Cinnamon Roll
学内のオープンキャンパスや学外勉強会?学会等でフィンランド視察を通じた学校保健活動の実情を情報発信し、日本の教育現場での養護教諭の専門性を振り返る機会とし、学校保健活動の発展をめざす。
?学生国際協力団体CHISE
ラオスの教育環境改善を目的に学校建設、教育支援など14年間活動を実施。日本の中学校やJICA関西で活動結果を講演し、途上国支援を身近なものと考える機会を設けた。今後はラオスの村の校舎建設に向けて元町駅周辺で街頭募金、姫路環境人間キャンパスでステーショナリードライブを実施しラオスの小学校に寄付予定。
?ロボット研究同好会
本学工大祭?科学の祭典など対外的なイベントに参加し、キャチロボバトルコンテストの参加実物の展示や3DCADと3Dプリンタを用いたものづくりの実演を行って、幅広い年代の人たち特に小中高生に、ものづくりを身近に感じ楽しさを知ってもらい、ものづくりの道へ進むきっかけとなるように働きかける。
?POST
他社理解を促すボードゲームを用いて初対面の人同士での多文化?他世代間の交流実現を目的に活動。兵庫県国際交流協会とコラボして、JICA関西秋祭りに参加し、国際交流への貢献度を調査し、多世代、異文化交流の機会を設け、多文化共生社会への理解を促す。
【ダイバーシティ推進】
?お風呂大好き人間あつまれ!!
留学生に銭湯をお風呂のマナーを学び日本文化にふれる場として活動。訪問する銭湯と連携したり、うずロックイベントに協働し地域を巻き込んだ活動に携わる。
?SOGIいろ
環境人間キャンパスをよりSOGIフレンドリーな環境にするために必要な要素を明らかにする。学生主体かつ継続性のある活動を検討?実践し、学部生や地域の学生のSOGIへの関心を高める。という2つの目的をもって性の多様性尊重に向けた啓発活動を行うことを目指し、さらに幅広く形に残る活動をすることで、性の多様性についてより身近に考えてもらう機会づくりを図る。
学生活動の発表後、それぞれのグループに表彰状が授与されました。
この発表会を通じて、更なる活動の発展と未来への挑戦を目指されること、今後の一層のご活躍を期待しています。